BanbaYa備忘録 Python: f-string(f 文字列)と「:」の便利な使い方
参照元 コムテブログ
Python: f-string(f 文字列)と「:」の便利な使い方
参照URL https://commte.net/7672
Python: f-string(f 文字列)と「:」の便利な使い方
f-string は式を埋め込める文字リテラルである。先頭に f を付け、f{式}
と書く。{}
の中に、全ての Python 式を書くことができる。
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:
の便利な使い方
セパレーター
:,
とすると、カンマのセパレーターを入れる。
a = 10000000000
print(f'{a:,}')
# 10,000,000,000
print(f'{a:_}')
# 10_000_000_000
文字の位置を指定する
:
の後ろに整数をつけると、フィールドの最小の文字幅を指定できる。揃えたいときに便利。
:
の後ろにキャレット、小なり、大なり を置くと文字方向を指定できる。
:^
は、文字を中寄せ:<
は、文字を左寄せ:>
は、文字を右寄せ
そして、数値分の残りを指定の文字で繰り返して埋める。
passwd = 'password'
print(f'{passwd:*^20}')
# ******password******
print(f'{passwd:*<20}')
# password************
print(f'{passwd:ば>20}')
# ばばばばばばばばばばばばpassword
:<10
だと、空白 10 個分が埋められる。
key = 'hello'
value = 1.234
f = f'{key} = {value}'
print(f)
# hello = 1.234
f = f'{key:<10} = {value:.4f}'
# :<10 最小フィールド幅
# :.4f 有効桁数(4桁)
print(f)
# 'hello' = 1.2340
改行
冗長なコードは改行して表示することができる。
n = [
('a', 1),
('b', 2),
('c', 3),
]
for i, (item, count) in enumerate(n):
print(f'{i}: '
f'{item:<10} = '
f'{count}')
# 0: a = 1
# 1: b = 2
# 2: c = 3
フォーマット指定
フォーマットを指定する。
fl = 1111
print(f'値は{fl:.3f}である!')
# 値は1111.000である!
入れ子
入れ子 でフォーマットを指定する。
point = 3
fv = 222.1111999
print(f'{fv:.{point}f}')
# 222.111
バイナリデータ変換
バイナリデータに変換する。
fl = 45
print(f'bit は {fl:b}')
# bit は 101101
print(f'hex は {fl:x}')
# hex は 2d
print(f'int は {fl:d}')
# int は 45
日付の整形
日付を整形する。
import datetime
d = datetime.datetime(2022, 1, 4, 3, 15, 59)
print(f'{d:%Y-%m-%d %H:%M:%S}')
# 2022-01-04 03:15:59
置換 (conversion)
値に対して str() を呼ぶ !s
、 repr() を呼ぶ !r
、 ascii() を呼ぶ !a
がサポートされている。
name = '12345'
print(f'hello {name!r}')
# hello '12345'
print(f'hello {name}')
# hello 12345
置換 (conversion) フィールドにより書式変換前に型の強制変換が実施されます。通常、値の書式変換は
__format__()
によって実施されます。しかしながら、場合によっては、文字列として変換することを強制したり、書式指定の定義をオーバーライドしたくなることもあります。__format__()
の呼び出し前に値を文字列に変換すると、通常の書式変換の処理は飛ばされます。現在 3 つの変換フラグがサポートされています: 値に対して str() を呼ぶ!s
、 repr() を呼ぶ!r
、 ascii() を呼ぶ!a
。 string — 一般的な文字列操作 — Python 3.10.0b2 ドキュメント
計算
計算を行う。
s = 10
print(f'{s + 1}')
# 11
w = 'world '
f'hello {w * 3}'
# 'hello world world world'
import math
print(f'{math.pi:.2f}')
# 3.14
テキスト
テキストを代入する。
w = 'world'
f'hello {w}'
# 'hello world'
file_name = 'flower.jpg'
alt_name = '花の写真です'
f'<img src="{file_name}" alt="{alt_name}">'
# <img src="flower.jpg" alt="花の写真です">
式をそのまま表示する
=
は名前を表示する。=
の直後に :
を入れると、配置や幅を指定できる。
a = 'apple'
b = 'banana'
print(f'{a}, {b}')
# apple, banana
# = を付ける
print(f'{a =}, {b =}')
# a ='apple', b ='banana'
# 配置.幅
print(f'{a = :10.2}, {b =:.3}')
# a = ap , b =ban
関数
関数の結果を返す。
def func():
return 'hoge'
print(f'{func()}')
# hoge
リスト
リストの要素を返すこともできる。
img = ['flower.jpg', '花の写真です']
f'<img src="{img[0]}" alt="{img[1]}">'
# <img src="flower.jpg" alt="花の写真です">
w = ['apple', 'banana', 'cherry']
f'{w[1].title()}'
# 'Banana'
式を複数入れられる。
w = ['apple', 'banana', 'cherry']
f'{w[0].capitalize()} is not the same as...{w[1].rjust(20)}.'
# 'Apple is not the same as... banana.'
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December 7, 2021 at 12:54PM