BanbaYa備忘録 「お手頃価格のWi-Fi 6対応メッシュルーター」最強決定戦!

参照元  ギズモード・ジャパン

「お手頃価格のWi-Fi 6対応メッシュルーター」最強決定戦!

参照URL  https://www.gizmodo.jp/2020/12/the-best-mesh-router-with-wi-fi-6-is-very-affordable.html


ルーター周りのアップグレードを考えている方に

スマートフォン、ラップトップ、Netflix、Alexa、スマートホームデバイスなど、私達の家庭でWi-Fiを必要とするデバイスは年々増加しています。これが一軒家の家族ともなると、一人あたりスマホ一つはほぼ当たり前だし、それぞれがゲームをプレイしたりや動画を観たりしたら、ネットはあっという間に遅くなってしまいます。そこに追い打ちをかけるようにパンデミックが起きて、家族の殆どがずっと家にいる状況では、今までのセットアップに限界を感じることもあるのではないでしょうか。

そこで今回は、米GizmodoのFlorence Ion氏が最新のメッシュルーターで、お手頃かつ性能の良いルーターをテストし、ベストルーターを選びました。

ただ、記者も書いているとおり、ルーターのパフォーマンスはそれぞれの家庭の状況(ルーターの位置、周囲の壁の枚数や材質など)に大きく影響されるので、必ずしもこれが全ての家庭でベストとは言えないかもしれませんが、参考として読んでみてください。


今年を振り返ってみると、ネット環境の文句ばかり言っていました。パンデミックで一変してしまった生活をちょっとでも良くしようとネット環境を高速にアップグレードしたのですが、肝心のWi-Fi機器のセットアップが限界に来ているため、我が家だけネットが繋がっていないように感じてしまいます。

最近の家庭のネット環境はテレビストリーミング、複数人によるビデオ会議、オンライン授業、そしてセキュリティカメラやデジタルアシスタントなどのデバイスが常に接続していながら、遅延を感じさせないようにしないといけません。メッシュWi-Fiはこれに適しており、それが理由で最近は人気が上昇しているカテゴリーです。Wi-Fi 6対応デバイスの登場が近づき、より速いネット環境がどんどん普及していく中、それに呼応して新たなメッシュWi-Fiルーターも続々登場しています。

そこで今回は、私のより速くなった環境を存分に活かし、家中のデバイスに帯域をうまく振り分けることのできるシステムを探してみました。また今回は、Wi-Fi 6対応デバイスがこれから家に増えていくことを見越して、(私のデバイスが未対応なのにも関わらず)Wi-Fi 6メッシュルーターを中心にテストしています。以下がテストしたルーターです。

メッシュWi-Fiシステムの素晴らしいところは、各メーカーごとにスマートホームアンテナやセキュリティ機能、他にも家のネットを管理しやすくする機能を搭載することでより付加価値を高めようとしているところです。そのため、システム毎に価格はかなり異なってきます。

今回は、どのメッシュルーターが我が家で最も力を発揮するかを調べるため、複数のテストを行なっています。我が家は2階建てなので、オフィス、玄関、ダイニングルーム、ベッドルーム、裏庭、ガレージ(車で出かける直前にメディアをダウンロードしたりするので)など、様々な場所でアップロードとダウンロードの速度を調べました。テストにはOoklaのSpeedtestを使っています。また、Dropboxの共有フォルダから大量の音楽ファイルをダウンロードしたり、たまに私が出没するElder Scrolls Online(ゲーム)のPingテストをしたり、家でよく行なうタスクもテストとして使用しました。

評価の対象は4点:家にずっといて、眺めていなければいけないから「デザイン」、他で十分忙しいのにネットのマネージメントにまで時間をとられたくないので「操作の簡単さ」、家全体で速いネットを使いたいので「パフォーマンス」、スマートホーム対応やマルウェア防護など、競合機から抜きん出るためにそれぞれが搭載している「その他の機能

ベストデザインなメッシュルーター

メッシュルーターは大きさも様々で、笑えるくらいデカい(Linksys Velop AX M10)ものや、小さくてしまいやすい(Eero 6) ものもあります。全ての製品に言えることですが、サイズが大きいものほど、ルーターとサテライトの機能が豊富です。

Eero 6はAmazonの製品なので、大衆受けするデザインです。様々なスタイルのインテリアにマッチするし、電源さえあればどこでも設置できます。さっさとセットして生活に戻りたい人には最適ですが、イーサネットポートが無いので、ケーブルで接続することができません。ハイエンドゲーム機、ラップトップ、コンピューターでもワイアレスでしか接続できないので、高速インターネットを持っている人には大きな制約です。オンライン協力プレイをしたり、高画質のビデオをストリーミングしているときはレイテンシを抑えたいからです。

形の面で言うと、本棚でも目立たない程度の大きさのTP-Link Deco X20が一番納得できると思います。Eeroより5インチ弱(約12.7cm)高さがあるのですが、各ノードにイーサーネットポートが2つついています。それにDeco X20とEero 6は、このラインナップで唯一3つセットでデュアルバンドのルーターです。

メッシュルーターは、機能を追加するほどサイズが大きくなります。2つセットのAsus ZenWiFi AX (XT8) とNetgear Orbi Wifi 6はどちらもトライバンドルーターで、それぞれ高さが6インチ(約15.24cm)と10インチ(約25.4cm)になります。なので、部屋のどこに置いても「インターネット用の何か」という雰囲気が漂います。

どちらもポートは十分にあり、ZenWifiはユニット毎に2.5ギガビット・イーサネットポートが2つ、ハードドライブを繋ぐためのUSB 3.1ポートもついています。

Netgear OrbiはギガビットWANポートが一つ、ギガビット・イーサネットポートが3つあり、サテライトにはギガビット・イーサネットポートが更に2つついています。

Linksys Velop AX M10は他のラインナップから抜きん出てサイズが大きく、高さは10インチ(約25.4センチ)と、私のギガビットモデムの倍あります。しかし、ルーターにもサテライトにもギガビット・イーサネットポートが4つに、USB3.0ポートが一つついています。背が高くて角張っており、いかにもルーターらしい見た目ですが、M10の一番美しい点は一番上にある、色が変化するLEDステータスインジケーターです。

M10はACアダプターの大きさも最大でした。ちなみにNetgear Orbiは2番目の大きさです。Deco X20とZenWiFiはアダプタの大きさが同着2位で、後者はAsusのラップトップからそのまま引き継いだものです。最も小さかったのはEero 6で、USB-Cのため、ルーターに使っていない時はAndroid携帯の充電にも使えると思います。

勝者:TP-Link Deco X20

アプリが一番使いやすいルーター

ネットワーキングの一般的なタスクを比較的簡単にしてくれるコンパニオンアプリのおかげで、使い勝手がいいのもメッシュWi-Fiの大きな利点の一つです。

Linksys Velop AX M10を除いて、全てのルーターはセットアップが手早く簡単でした。AX M10に関しては、テストを始めて1日経つまで、DNSルーティングに関する問題に気づけませんでした。しかし、LinksysアプリのAdvanced SettingsタブからGoogleのDNS設定に直すと、問題はすぐに解決しました。Asus ZenWiFiもちょっと妙で、セットアップ中はサテライトをルーターの数フィート以内に置いておかねばならず、完了後に自分の好きなところに設置しなければなりませんでした。

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アプリのスクリーンショット。左からNetgear Orbi Wifi 6、Eero 6、TP-Link Deco X20、Asus ZenWiF AX660 XT8、Linksys Velop AX M10。
Image: Florence Ion/Gizmodo

各コンパニオンアプリは、接続されている各デバイスに関して、IPアドレス、MACアドレス、どれくらいのデータが行き来しているかを簡単に見ることができます。また、すべてのアプリにゲストモードがあり、いつでもオンオフを切り替えることができます。Orbi、Deco、Eeroのアプリは特定のデバイスのインターネットアクセスを遮断することができ、接続しているデバイスに優先順位を設定することは全てのアプリで可能でした。これは、テレビ、スマホ、ラップトップなどのデバイスが、必要に応じてどういう優先順位で帯域を使えるかを決めるためのものです。

更に、各メッシュルーターには独自のQoS(クオリティ・オブ・サービス)機能があります。これはネットワークトラフィックの最適化を行なうもので、家の中に帯域を多く使うユーザーが複数いる場合に便利です。Eero、TP-Link、そしてAsusには様々なプリセットがあり、例えばビデオストリーミング、またはオンラインゲームを優先させるようにしたりできます。

ZenWiFiのアプリにはビットトレント用のプリセットまでありました。Netgear OrbiにはダイナミックQoSがあります。ただ、使うには各デバイスに対して最大使用帯域を設定する必要があります。

あなたが家のネットワーク管理人なら、ウェブブラウザからルーターにアクセスしたいと思うかもしれません。その場合は、Eeroはオススメできません。「だからこそEeroはシンプルでユーザーフレンドリーなんだ」という人もいるでしょうが、ブラウザからアクセスしたいなら、Deco X20はシンプルなアプリ操作と同時にインターネットの調子が悪い時のためのブラウザアクセスも提供しています。

ペアレンタルコントロールは一般的なメッシュWi-Fiの機能です。私の子供はまだ赤ん坊ですが、彼女のインターネットアクセスを制限できる日が楽しみです。Asus ZenWiFi、TP-Link Deco X20、そしてLinksys Velop AX M10にはアプリで簡単にセットアップ/アクセスできる無料のペアレンタルコントロールがついています。Eero 6の場合、毎月3ドル(約310円)のEero Secureを購入する必要があります。Netgear Orbiは、コンテントフィルターやネットをポーズする機能が無料で使えるCircleアプリをダウンロードするよう促されます。こちらは、年間50ドル(約5,171円)で時間制限やベッドタイムモード、デバイス毎の使用メーターなどの機能も使うことができます。

この分野では、全てをカバーできるLinksysのアプリが勝者だと思います。無骨なインターフェースは好きではないのですが、初心者でも簡単にナビゲートできるし、ZenWiFiのアプリよりも理解が簡単だと感じました。ペアレンタルコントロールの操作は簡単だし、各デバイス毎にキルスイッチを発動することもできます。USBポートにハードドライブやUSBドライブを差していた場合、アプリからアクセスすることもできます。

Orbiアプリは同じような機能を有していることで2位です。また外出中に家の家族からインターネットが遅いと苦情が来た時にスピードテストをしたり、家のデバイスのどれかがネットに繋げないようにしたい場合、メッシュのシステムにログインして行うことができます。しかし、かなりの価格なのにペアレンタルコントロールがついていないとうのは決定的なミスだと思いました。

勝者:Linksys Velop AX M10

ベストパフォーマンスのメッシュルーター

メッシュWi-Fiは、ルーターとの距離に関わらず家のどこにでもネット接続を提供する必要があります。私は、トライバンドのAsus ZenWiFi AX6600 (XT8)、Netgear Orbi Wifi 6、Linksys Velop AX M10がトップを争うと思っていました。トライバンドルーターは、3種類の電波を持っています。2.4GHz帯と5GHz帯はトラフィックの行き来のためで、もう一つの5GHz帯は前者2つに影響を与えずにデバイス同士のデータをやり取りするために使われます。ところが、最も最高のパフォーマンスを出したのはデュアルバンドルーターでした。

とはいえ、TP-Link Deco X20がこの中で最も速かったわけでも、ギガビットインターネットに払っているべらぼうな値段に見合った速度だったわけでもありません。ただ、ガレージを含めて、家のどこにいても最も安定したパフォーマンスを発揮したのがDeco X20でした。裏庭に出て20フィートほど離れると限界を感じましたが、それでも下りで40Mbpsを出しました。これなら、日の入りを見ながらSpotifyを聴いたり、ビデオ電話をする程度ならできるでしょう。Elder Scrolls OnlineのPingテストでも、最も高いパフォーマンスを出しました。

Netgear Orbi Wifi 6とAsus ZenWiFiは、それぞれ下りが最高で859Mbpsに636Mbpsとより速いスピードを出しました。Orbiは電波の範囲内でのパフォーマンスが高く、Core i3ベースの安価なラップトップでも下り341Mbps、上りは42Mbps近くを記録しました。DropboxテストでもOrbiが最速で、2.6GB分の圧縮されたオーディオを1分半ちょっとでダウンロードしきりました。逆にZenWifiは電波が届くギリギリでのパフォーマンスが高く、裏庭で160Mbps、ガレージでも453Mbpsを記録しました。

私のギガビットインターネットの場合、Linksys Velop AX M10も見逃せない成績でした。ルーターが置いてあるオフィスでは905Mbpsを出し、セキュリティカメラやその他のデバイスがあるフロントルームでも823Mbpsを出しました。最高の速度を最もルーターから離れた距離で出したのがAX M10です。ただ、裏庭ではZenWiFi程度の速度しか出ませんでしたが。

Eero 6がパフォーマンス面で最下位だったのは驚きではありませんでした。Eeroの公式発表では、最大500Mbpsのスループットを約束していましたが、それは私のネット環境の最大速度の半分です。それでも成績自体は悪くなかったのですが、結局試した製品の中では最低の速度でした。ギガビットインターネットではEero 6 Proの方が性能が良いという話は読んだので、私と似たような環境でEeroがどうしてもほしいという方は、追加で300ドル (約3万1000円)払うのがいいかと思います。

勝者:TP-Link Deco X20

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テストしたメッシュルーターは全て好成績でした。デュアルバンドルーターはカバー範囲で秀でた一方、トライバンドルーターはスピードで勝っていました。
Photo: Florence Ion/Gizmodo

追加機能が最も良いメッシュルーター

メッシュルーターのメーカーはどれも、付加価値を高めるために便利な「おまけ」機能を追加しています。これらの機能は、例えばデジタルアシスタントでゲストモードをオンにしたり、悪意のあるウェブサイトやアタックから防護してくれたりと言ったものです。

デュアルバンドで安価なメッシュルーター、Eero 6とTP-Link Deco X20から始めましょう。Eero 6はサブスクリプション制のEero Secure Plusというサービスに月10ドル(約1,000円)で加入できます。これは1PasswordとEncrypt.MeのVPNサービス、それにMalwareBytesによるアンチウイルスへのサブスクが含まれています。Eero 6のレビューでも書きましたが、Encrypt.MeとMalwareBytesのサービスは正直微妙なのですが、1Passwordだけのためでもこのサブスクには価値があります。Eero 6に払うお金を最小限にしたいなら、月3ドルのEero Secureだけでもペアレンタルコントロール、アドブロッキング、危険探知スキャン機能が得られます。また、Eero 6にはZigBeeラジオも内蔵されているので、専用のスマートホームハブがなくても照明や施錠などのスマートホームデバイスを繋げることができますし、Amazon製品なので、もちろんAlexaにも対応しています。

TP-LinkとAsusに関しては、Alexaも含めてそれらの機能の多くは無料でついてきます。Deco X20には、ペアレンタルコントロール、アンチウイルス、それにWPA3暗号化のついたTP-Link HomeCareへの永久サブスクリプションがついてきます。一方、Asusの無料サービスはAIProtectionと呼ばれ、こちらも悪意あるウェブサイトやマルウェア、ハッキングなどを監視してくれます。ただ唯一の欠点は、これらの機能を提供しているTrend Microがあなたのネットワークをスキャンするのを承諾しなければならないということです。データマイニングの恐怖を実感している昨今は特に不安になりますが、少なくともAsusは事前にハッキリと伝えてくれますし、強制ではないので、機能が必要ないなら使わなくても大丈夫です。

私は家中でGoogle Assistantを使うので、唯一対応しているNetgear Orbiが気に入りました。ただ、BitDefenderの提供しているアンチウイルスとデータ窃盗防御のために年間100ドル(約1万円)を払う、Netgear Armorにサインアップするのは億劫でした。さらに、このサービスを適用したい全てのデバイスにBitDefenderアプリをインストールしなくてはならないのです。

Linksys Velop AX M10はマルウェアやその他の攻撃から守ってくれるような機能はついていません。700ドル(約7万2000円)という高額な値段でなければそれでも良かったのですが…。一応、Alexaには対応しています。

勝者:TP-Link Deco X20

王者は700ドルを遥かに下回った

車を買うのと同様に、メッシュルーターの購入は主観的な体験です。あなたの家の壁は私の家のそれより厚いかもしれないし、電波を通しにくい材質かもしれないといった具合に、ネット環境のパフォーマンスには様々な要素が絡んできます。住んでいる場所の広さも関係しています。メッシュWi-Fiシステムは一軒家など大きい建物には効果的ですが、アパートなどの場合は1つのルーターで十分かもしれません。

今回試した全てのルーターはEero 6を除いて、私の贅沢な環境もあって、500Mbps以上を出すことができました。しかし、そういう環境でないなら、メッシュルーターに500ドル(約5万1000円)や700ドル(7万2000円)出す必要はありません。

大きい家に住んでいて、建物全体を電波でカバーしたい場合、TP-Link Deco X20が最も安定しています。280ドルとお買い得で、同じ価格帯のメッシュルーターでは別途のサブスクが必要なサービスも無料でついてきます。もっとイーサネットポートが必要な場合は、2つセットで450ドル(約4万6000円)、5500平方フィート(約510平方メートル)までカバー可能-ZenWifi AX6600 (XT8) が2番目にオススメです。ギガビットワイアレスインターネットを求めて、かつ2つセットで700ドルという値段を我慢できる人のみ、Linksys Velop AX M10とNetgear Orbi Wifi 6を考慮してみてください。

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December 20, 2020 at 12:03PM